電動サンダーの使い方・基礎知識

2015.01.23.

木工作業に欠かせない道具のサンダー。

ペーパーを付け替えれば金属の塗装剥がし、研磨にも・・・
使いこなすと用途は多岐にわたる便利な道具でもあります。

今回は、サンダーの各部位、基本的な操作方法をご紹介します。

使用する道具リスト

使用する道具リスト

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工具・道具

1.サンダーって何?

紙やすりを底面に装着して、モーターの力で細かく振動させることで、木材や金属を効率よく研磨することができる電動工具です。
種類として大きく「DIY用(家庭用)」と「プロ用」の二つに分かれています。
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(左)プロ用は耐久性が高く、動作音も静かな物が多いです。
(右)DIY用は比較的安価な分、単機能でシンプルなつくりのものが多いです。
集塵能力(木くずなどが舞わないように吸い込む機能)や、振動する速度の調整機能などがついているものもあります。
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毎日ハードに使うならプロ用。おうちで週に数日DIYするならDIY用。
というように、使う頻度や場面によってどちらを使うか変わってきます。

2.本体の操作箇所

電源スイッチ

スイッチを「ON」にすると機械が動きます。商品によってスイッチの箇所は違ってきます。
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(左)スピード調整ダイヤル

削る量にあわせて、動作する速度を変更するダイヤル。プロ用に付属されることが多いです。

(右)ロックボタン

安全のために、このボタンを押しながらでないとスイッチが入らないタイプもあります。
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3.紙やすり(サンドペーパー)の取り付け方法

マジックテープ方式

専用のペーパーを使うことで簡単に取り付け可能です。
貼り付ける形でワンタッチで着脱可能ですが、一般的なサンドペーパーに比べると少し高価になります。
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また、取り付ける部分を選ぶことができるタイプもあり、削りたい範囲に合わせて広くしたり狭くしたりできます。
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クランプ方式

市販のサンドペーパーが利用可能で経済的ですが、指定のサイズに合わせてカットが必要です。
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クランプ式の取り付け方

まずはペーパーを指定の長さにカット(機種により異なります)
前側にペーパーを挟みこみます。
ピンと伸ばした状態で後ろ側へ引っ張り、挟んで固定します。
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4.集塵機能について

サンダーは作業中多量の木の粉が舞い上がるので、必ず集塵(木の粉を集める)を行ってください。
木の粉を吸いすぎると、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。

集塵機(粉じん用の掃除機)を接続するタイプ

市販の集塵機のホースを接続して常時吸い続けるタイプです。安価なタイプに多いですが、別途集塵機が必要になります。
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ダストバッグ&フィルター

モーターの力を利用して、集塵機不要で木の粉を集めてくれる便利な機能です。集まった木の粉はそのままゴミ箱へ捨てられます。
(右)排出される空気がきれいなフィルター付きもあります。
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本体のペーパー装着部には穴が開いており、そこから空気と一緒に削った木の粉を吸い込みます。
なので吸い込むためには、ペーパーに穴が開いている必要があります。
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専用のペーパーは最初から穴が開いていることが多いのですが、
市販のペーパーを取り付ける場合は、専用の穴あけパンチで穴を開けてから使用します。
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4.サンダーの使い方

手順

1.ペーパー取付
2.集塵機などを接続
3.コンセント
4.電源スイッチ
の順で始めます。
先にコンセントを挿してしまうと、うっかり電源が入った時に怪我をする危険があるので、この順序で始めてください。

基本の動き

サンドペーパーがついている面が自動で振動しますが、それだけでは効率が良くないので本体も前後左右に動かします。
本体を材料にかるく押し当てて、動かしていきます。
強く押し当てすぎると研磨される面の仕上がりが均等でなくなり、
かつモーターへ過度の負担がかかることになりますのでご注意ください。
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本体が大きい場合は両手を使って、材料に均等に当たるようにします。
また、作業しているうちにペーパーが消耗してきて、破れなどができると
そこから破れが広がって均一な研磨ができなくなるので早めに交換しましょう。
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仕上がりがこちら、左は塗装済の研磨前の状態。
右が研磨後。塗装が剥がれていることが分かるかと思います。
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5.ペーパーの番手について

ペーパーの荒さは○○番と数字で表されます。
数字が小さい方が研磨力は高く、仕上がりは荒くなり
数字が大きくなれば研磨力は落ちますが、仕上がりがきめ細かくなります。
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40番〜100番

(左)塗装はがしや、荒材の研磨しはじめに最適な荒さ。

100番〜240番

(右)塗装する前の下処理や、仕上げ材の研磨に最適な荒さ。

仕上げ材

ホームセンターなどで売っている電気かんななどで処理された比較的きれいな材料のこと

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320番〜800番

木材のつや出しなどの最終仕上げに最適な荒さ。

6.サンダーの形状について

四角いタイプとアイロンのように先端がとがっている2タイプが一般的な形です。

四角いタイプは、大きく平らな材料を効率よく研磨する作業に向いています。
とがったタイプは、角に入り込みやすく、細かいところを研磨する作業に向いています。
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またスピード調節機能がついているタイプは
削る量に応じてスピードを上げたり下げたりすることが可能な他、スピードを落として静かに作業したりすることもできます。

7.メンテナンス

底面にあるパッドは消耗品です。このパッドがへこんでいたりすると均一な研磨ができなくなります。
パッドはドライバーで外すことができ、メーカーからパッドのみで販売されています。
保管する際にも、パッドにへこみや傷がつかないように気をつけましょう。
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いかがでしたでしょうか?
これで実は知らなかったサンダーの使い方を理解して、皆様のDIYの幅が広がると嬉しいです!

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